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2011/07/29

第二回
開発者、制作者の為の
Facebook勉強会OUTPUT



今更だけどアメリカに来るちょうど前日にいった勉強会のアウトプット


第二回開発者、制作者の為のFacebook勉強会」について振り返り。


Evenoteにあとで書こうとmemoしていたのをすっかりほっといてしまった。
今更だけど振り替えさせていただきます。


今回は第二回ということなのですが前回は3月5日(土)に行われ、
大変面白かったので今回も参加させていただきました。


なんせ会場がうちの大学ということでポートライナーが
さぞめんどくさいな〜と思った方も多かったのではないかと思います。
しかし、たくさんの人が来ていたのでやはり皆さん関心度は高いと思いました。


しかし、なんとまあやってくれましたポートライナー。
故障発生です。
これは開始時間が大幅に遅れるのではと思いきや
故障は直ったのでよかったです。


今回もLebe藤井さんが勉強会を主催してくださり、
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。


それでは以下、流れと共に振り返ります。
(メモに間違いなどあれば参加した方はご指摘ください。)


1.イントロダクション


Lebe藤井さんの司会・進行で和やかに始まりました。

(1)トークタイム「最近のFacebookについて」

ファシリテーター:藤井さん

トークリスト

・サンフランシスコから帰ってきた土屋さん
 シリコンバレーカンファレンスでFacebookの本社に行ってきたり、
 Btraxインターンを経験されたりした経験を話す。
 Facebookはガラス張りの会議室で手を振ったら返してくれるザッカーバーグ。
 FacebookはMacを使っているそうです(笑)


バスキュールの澤井さん
 mixiと組むことについての話など


TAMの加藤さん(CSSNightで300人の前で講演された方)
 アートメディアとSNSプランニングがお仕事
 Facebookページのプランニングについて


Q&Aコーナー

Q:Facebookを仕事(案件)で活用する機会は増えましたか?

A:(土屋さん):増えている。Facebookページを各企業導入。

 (澤井さん):あんまりない。外堀から・・・・
     自社のページをたまに作ってみる。
     人材募集をFacebookを使うなど
     まだ一般は遠いかな。案件としては・・・

 (加藤さん):ちょこちょこ動いている。
     大阪:でかいクライアント
     東京:新規クライアントのために
    
⇒SNSを使いましょうと提案中。


⇒イメージですが開発というよりもマーケティングな面が強い気がします。
 無印良品とかローソンはうまく活用されていますよね。


Q:Facebookに関する不満は?

A:(土屋さん):写真をアップロードするときに全体に公開。
      →制限できるがまだまだ使い方が未知な所が多い。

 (澤井さん):developerのサイトがEnglishであること

 (加藤さん):開発者としてクライアントと共同開発者になるには
      友達にならないといけないのでプライバシーの制限が鍵!!


⇒最近は翻訳サイトが増えているので見やすくなりました。
 しかし、まだそれを体系的に整理しているサイトはない状況です。


Q:ぶっちゃけGoogle+はFacebookを越えますか?

A:(土屋さん):超えない。インフラであることが大きい。
      Google+はUIは斬新過ぎる。。。
      グループチャットは凄いと思う。

(澤井さん):何を持って超えるか??
     広告を打ち込みやすいかがポイント。
     Google+は他に主要なサービスがあるので
     連携としては便利である。
     グループチャットは便利。8人で気軽に話せる。

(加藤さん):Facebookは自由度が高い。
     Google+は開発に関してまだまだ見えてない。
     まだまだ未整備。どこまで人に委ねられるか。。
     ソーシャルグラフの整備など。。。


⇒Google+は使い始めていますがまだまだ未知。
 企業アカウントも解放されるとのことですが
 先にFacebookが開放しちゃいましたね!!

       
 以上がトークタイムでした!!


・Facebook復習

Facebookの基礎編

 前回第一回の復習。

 現在Facebookユーザーは7億5千万人
 ⇒ちょうどSkypeの提携の時にザッカーバーグが話していましたね。

 国に例えると・・・

 1位 中国
 2位 インド
 3位 Facebook

 利用者動向もGoogleを抜いて一位に。

 ビジネスの活用3Kを満たすのがFacebook!!

 ・獲得する
 ・絆を深める
 ・計測する

 キャズム16%の壁。100ヶ国以上(102ヶ国)において突破中!!
 リアルなものにチェックイン。
 RFIDチップ入り端末がでて、リアルいいねボタンなんかも・・・

 ⇒リアルなんて素敵ですね。押してみたいです!!

・事例紹介

 割引といいねは規約がいろいろあってややこしい。

 例えば・・・
 いいね!おして100円引クーポンは駄目で、
 いいね!おしてクーポンコード表示→100円引クーポン取得はOK

  ・リーバイスのリーバイスガール
  ・ソーシャルeコマース
  ・WordやExcelなオフィスの共有。
  ・SUUMOのソーシャルアプリ
  ・JetBlueの位置情報でポイントがつき。

 規約を守ることはユーザーを守ること!!



2.Facebook研究会からの発表

スピーカーによるFacebookの事例や開発に関する発表が行われました!!

Facebookのソーシャルゲームでどのように儲けて仕事しているのか?
 詳しくは出口さんのblogから当日のプレゼン資料の飛べます!!

以下、簡単なまとめ

1.ユーザーをよりアクティブして課金

 どれだけ欲しいと思ってもらうか? 
 短いスパンの商品で。


2.期間限定やコラボなどの付加価値で課金欲をUP

 父の日限定。レディーガガとのタイアップ 
 カンフーパンダ公開合わせてコラボ企画。


3.一旦離れたユーザーをアクティブユーザーに引き戻す

 友達の誘いをより頻繁にさせる。
 ex.鳥の糞害をなくすイベントで友達の力が必要に・・・


4.他のゲームとの連動で課金

 FarmVille(農地開発ソーシャルゲーム)が元々あった。
 Zingaは共通のポイントを全ゲームに反映。
 RewardVille。
 CityVilleのユーザーを他のゲームへ誘導させる。


課金のポイント 
 ・コアユーザーを作ること。
 ・よりアクティブなユーザーがより多くの課金を行う。
 ・期間限定でや時間限定で欲を生み出す
 ・ウォールやRequestを活用して露出を増やしてユーザーにアピール。
 ・コラボする。自社の他ゲームでも有名人や映画でもOK
  違う方面から違ったユーザーを確保できるかも・・・
 ・無料でも十分に楽しめるクオリティを作る。前提。
  そうやって初めて課金ビジネスは成功する。


⇒実際のビジネスや現実世界でもいえることが多々あると思うので
 非常に勉強になりますね。まだビジネス未体験なので。。
 まだまだ日本の企業はFacebookにゲームは少ないので今後が楽しみです。



・アプリでもページでもJavaScriptSDKを使うと便利(かみやんさん

 FacebookのJavaScriptSDKをわかりやすく紹介して頂きました!!

 ○アプリ紹介
  Icon Tracking Service KOBACHI
  アイコン管理
  Tinkle Tweets
  TwitterとFacebookの連携
  Tweet Links
  Twitterのタイムラインを表示する

 すべてクラウドの上で動かしている。
 GoogleAppEngineにて


 ○JavescriptSDK

 機能はあんまり多くない。
 必要になってくるものがある。
 Facebookアプリ/ページとiframe

 ifameでGAEをFacebookにうめこむ。
 ドメインの違うサイトにはJavaScriptではアクセスできない。
 →iframe内の情報をやりとりするためにSDKを使う。

 ○関数紹介  
  FB.Init
  初期化処理
  FB.Canvas
  画面情報
  FB.Canvas.setAutoResize()
  iframe内のコンテンツのサイズが変わると自動でリサイズ
  FB.XFML.parse()
  動的に配置した「いいね!」ボタンのXFBMLを再評価する
  ボタンを取ってくるだけでは機能しない。
  XFBMLのコードは取ってきただけでは評価されない。
  つまり、「いいね!」の画像はあるが「いいね!」の効果はでない。


⇒いろいろ私も触っていますが使い勝手はいいですね!!
 Loginとかも簡単にできたり、FQLとの組み合わせも・・・・


・facebookアプリのCake PHPプラグインの紹介(横田さん

 急遽のスピーカーでしたがこんなものもあるのだと
 勉強させていただきました!!

 ・コーポレイトサイトCMS化
 ・SNS
 ・アプリ
 ・ガラケーのデコメ

 などのお仕事をされています。

 cakephpって何?

 ・phpフレームワーク
 ・高速化開発、O/Rマッパー
 ・プラグイン

 スワデコリブリスBaserCMSというサイトで使われています。


 Facebook用プラグイン
  Cakephp-facebook-plugin
  HPgithubで公開中:webtechonicさん

 DW→app/pluginsフォルダにFacebookフォルダを作成
 配列にappIDやシークレットキーやcookieやlocaleの値を
 入れてログアウト側で勝手にログインボタンに変化するので
 ログインボタン要らないのです。

 使ってみて・・・
  手軽に利用できる。
  アプリの動作がわかった。
  ローケルの設定ja→ja_JPにすることだったり、
  同時に使えない機能があるのでまだまだ未知数。


⇒最近初めてCakePHPを使っているのでFacebook導入を
 検討してみようと思います!!


3.ワークショップ


仮想のクライアントに向けてFacebook提案
8チームに分かれて、模造紙やプレゼンソフトや寸劇でプレゼン…

・ブレスト(ブレーンストーミング)

 イントロ(15分)
 自己紹介(1人30秒)
 ブレスト本番(30分)
 中間発表(2チーム間で5分ずつ)⇒フィードバック

・試作品作り(30分)

・プレゼンテーション(1チーム:5分)

・投票(1人二票)→結果発表


○ブレーンストーミング

・思った以上に難しい
・アイデアをまとめるのが難しい
・たくさんの人と話しても結果には結びつかない。

スタンフォード大学
起業家育成コースのブレーンストーミングルールを活用

ポイント
 ・適切なサイズのテーマを選ぶ。
 ・ブレストとは大きな可能性を探る段階
 ・アイデアの評価を早い段階でおこわない
 ・視点の異なる参加者をエラバウ
 ・元気が残っている間に終わらせる。(10分から45分)
 ・絶対に無理だと思える目標を立てる
 ・人数が多すぎても少なすぎててもダメ (6ー7人)
 ・全員が立って行う
 ・全員がペンを持っている
 ・アイデアを評価しない。自分のアイデアすら
  →発想を自由にするために
 ・動き回れるスペースや天井の高い
 ・いいね、フレームワーク活用、YES、AND活用。


 特に実践すべきこと
  ・立ってやる
  ・付箋を書く
  ・マインドマップで整理



○テーマ

 「WEB制作会社、開発会社の社長が思わず、
       お金を払いたくなるFacebookアプリ」


 ・最初から見栄え×
 ・特定のアイデアにこだわるは危険。
  ⇒妥当なフィードバックが得られない。


○試作づくり

 私のチームでは様々な案が出ました。
 夜の世界を有意義するためのものから
 女性の癒したり、企業について分析するものまで・・・

 最終的に社長の関係をソーシャル化して繋げていき
 社長の縁や仕事受注のお手伝いをするサービス、
 「マッチング社長」という案でプレゼンすることに。

⇒プレゼンはいい経験になるということで
 私がさせていただきました。ありがとうございます。


○プレゼン

メモできたものを書いています!!

・Six 
 →社長を繋げる。

・社長と社畜を幸せにするアプリ~かずひと
 →社長が欲しい社員をGETしたり、社員のモチベーションをあげる。

・マッチング社長
 →社長の縁を繋げる。

・若手クリエーター育成(仮)
 →専門クリエーターが集まって連携できる

・リクルーティングアプリ●●ceBook→HISYOcebook
(Enterprise Reculting Organaizationより)
 →リソースに注目。人材
  効率あげたり、他社との違いをアピール。
  秘書が欲しい。美人秘書が欲しい。
  課金によって検索女権に開示情報。投資で
  秘書からメッセージが届く。
  他社長に美人秘書を取られていないか心配。

・社長好き2(ハート)アプリ~We love president~
 →社長の嗜好やデータを文責。社長のランチとか
  スケジュール管理(オプション:プレッシャーをかけられる)
  目安箱、レコメンド機能、ランキング

・秘書プラス+
 美女よりメッセージが送られる。
 架空の秘書なので人件費節約


⇒皆さん似たようなものを考えたり、
 予想外のものを考えてきたり、
 または本当にネタとプレゼンが面白かったりと
 それぞれチームで特色が出ていたと思います。
 特にリクールティングアプリを考えた優勝チームは
 素晴らしい案とプレゼンテーションであったので
 ぜひ今後の参考にさせていただきたいと思います。




総括

 Facebookはまだまだ未知で可能性があると実感できました。
 それはこの短時間でどんどんアイデアが出てきたからです。
 まだ事例が少ないので企業で試す所が少ないということです。
 日本のFacebookユーザーは現在400万人。
 まだまだこれからじゃありませんか。
 この可能性を広げるのは私たち日本人であると思います。
 
 勉強会を通してこれだけ学ぶことができたのは
 やはり、主催者のLebe藤井さんのおかげです。
 最後に感謝の意を述べさせていただきます。
 ありがとうございました!! 
  

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